業界情報記事

「アニメ制作市場」動向調査(2023)

アニメ制作市場、3年ぶりに回復
「動画配信」が追い風、版権収入がカギに
〜 日本アニメ、海外に活路 3社に1社が「海外取引」 〜

はじめに

2022年のアニメ業界は、引き続き劇場版を中心に多くのヒット作に恵まれた。『ONE PIECE FILM RED』のほか、『すずめの戸締まり』、日本国内のほか中国で記録的なヒットとなった『スラムダンク』など、多くの大型タイトルが登場し、明るい話題が多かった。

日本動画協会(AJA)の集計では、2021年のアニメ配信市場は1500億円を突破し、過去最高となった。アニメの視聴機会がテレビからネット配信へ軸足が移るなか、従前のアニメ制作モデルに囚われない制作モデルなど新たなビジネスチャンスが広がっている。長年の課題だったアニメ制作会社の収益力改善が、大きく前進する可能性を秘めている。


■帝国データバンクでは、信用調査報告書ファイル「CCR」(190万社収録)ほか外部情報をもとに、アニメ制作企業を対象とした業界調査を行った。なお、同様の調査は2022年8月に続き8回目
■アニメ制作企業 アニメ制作に従事する企業のうち、直接制作を受託・完成させる能力を持つ「総合制作企業・グロス請企業(元請・グロス請)」と、脚本や演出、原画、動画、CG、背景美術、特殊効果、撮影、編集などの専門分野において、下請としてアニメ制作に携わる企業(専門スタジオ)

調査結果

  1. 1 「動画配信」日本アニメに追い風 3社に1社が海外取引、米国系企業が最多
  2. 2 アニメ制作市場、3年ぶりに回復 22年は2703億円、本数回復が寄与
  3. 3 元請間の「収益力」格差が鮮明、専門スタジオでは収益改善が進む
  4. 詳細はPDFをご確認ください

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