信用調査信用調査の訪問連絡を受けた方
信用調査が
なぜ自分のところに?
信用調査というと「倒産リスクや経営悪化を疑われているのでは」と思われがちですが、実際には取引の継続・拡大や新規取引先選定のためなど、ポジティブなご依頼の方が多く寄せられています。いずれの調査も、調査をするからこそ分かる「信用」を裏付ける情報によって、御社とご依頼企業の双方にメリットをもたらすものです。
よくある調査の依頼内容
新事業立ち上げ
新しい事業を立ち上げて、いままで取引したことがない業界なのでどの会社を選んでいいかわからず、気になった会社を調査したい。
取引先の現状把握
取引を継続する中で、取引先の状況も変化しているはず。直近の経営状況など、現状はどうなっているか、あらためて確認したい。
取引金額拡大のための情報収集
既存の取引先とのビジネスを拡大したいと思っているが、取引額をどこまで上げてよいものか判断する材料が欲しい。
信用調査について
ポイント
1
信用調査とは?
現在、行われている商取引の多くは信用取引(与信取引)です。代金の後払いを基本とする信用取引では、取引前に相手の信用を見極めることが重要となります。代金回収のリスクを少しでも減らすため、支払い能力はあるか、債務超過に陥っていないか…など、取引を判断するためには信用情報が必要となります。
そこで、信用調査会社に調査を依頼します。依頼を受けた信用調査会社では、エキスパートである「調査員」が、調査対象企業等に赴き(現地現認)、財政状況に関する情報をはじめ、長所や技術力など「信用」を裏付ける情報を集めます。弊社では、長年積み重ねてきた調査技術と経験に基づいた客観的で公平正確な信用情報をご提供し、企業 間の健全でスムーズな経済活動をサポートする役割を担っています。ポイント
2
調査を受けるメリット
信用調査は、さまざまな場面で活用されています。
新規取引先候補に対しては取引可否判断のため、既存取引先に対しては継続的な取引や取引金額拡大の際の情報収集などのために行われます。そのため、信用調査を受けることは、情報がないために新たなビジネスチャンスを失うことや、取引において不必要に厳しい支払条件を課されることを防ぐことにもつながります。
また、調査員は、調査の過程で経営の課題を把握すると同時に、それを乗り越えるための施策や将来の展望についてもヒアリングします。今後の経営についてのご相談などにもビジネスパートナーとして寄り添い、サポートをさせていただきます。
調査へのご協力をビジネスのチャンス、自社の経営を見つめ直す機会として、ぜひご活用ください。ポイント
3
信用を興し、経済活動のインフラとして健全な経済活動を促進
信用調査の歴史は古く、経済が大きく発展した産業革命時のイギリスで始まったと考えられています。日本でも、明治維新以降、経済が急速に近代化していくなかで、銀行・手形交換所に次ぐ重要機関として信用調査会社が設立されました。当時は、「信用を興し、健全な経済活動を促進するところ」という意味で、興信所と呼びました。
「近代日本経済の父」である渋沢栄一も、信用調査の重要性を強く認識していた一人で、自ら東京興信所を起ち上げました。渋沢は、近代的なビジネスをより普及・拡大するためには企業間の信用の確立が重要であり、企業の信用程度を客観的に調査し、明示する興信所の立ち上げが不可欠であるとの考えを示しています。
東京興信所創設から4年後の明治33年(1900年)に帝国興信社として創業した帝国データバンクも、老舗の信用調査会社として時代と共に数多くの企業の信用を調査し、現在も円滑な経済活動の発展を支援しています。
信用調査を
受けるまでの流れ
1
調査の依頼を受託
ご依頼主から弊社に調査依頼を受けます。
2
弊社から御社への調査の申し込み
帝国データバンクの調査員より、お電話にて調査訪問のご連絡をさせていただきます。御社と弊社のご縁は、ここから始まります。
3
調査
御社に直接足を運び、調査をさせていただきます。
データや数字だけではわからないさまざまなお話をお聞かせください。
4
調査報告
御社から直接お聞きしたお話をベースに、商業登記簿などの公的情報や一般に公表されている情報、また帝国データバンクが保有する最新のデータなどを総合的に分析し、調査報告書を作成して、ご依頼企業に報告します。
5
御社の良き相談相手として
帝国データバンクの業務は、ご依頼企業のために報告することだけではありません。調査の過程で知った御社の課題やビジョン、強みや弱みを踏まえ、御社のビジネスを的確にサポートするのも、弊社の重要な仕事です。