レポート

【IPO企業に聞く】 PRONI株式会社 インタビュー

~三方良しで受発注を変革するインフラを創る~

PRONI株式会社 執行役員・経営企画部 部長 小林 亮 氏

自社のデジタルトランスフォーメーション(DX)や業務効率化を進める際、どの企業に相談し、どのサービスを導入すべきかを判断することは容易ではない。とりわけ、人手不足や営業力不足などの課題を抱える中小企業にとって、適切な外注先や専門家との出会いは、事業の生産性や成長を左右する重要な要素である。

こうした企業間の受発注における課題に向き合っているのが、PRONI株式会社である。同社が運営する「PRONIアイミツ」は、日本最大級の企業間ビジネスマッチングプラットフォームで、ホームページ制作やシステム開発、SaaS導入支援など、100以上のカテゴリーで発注企業と受注企業をつなぐ。マッチングデータや自社開発のAI、70名規模のDXコンシェルジュを活用し、発注企業の要件整理から依頼先の選定、商談日程の調整まで、多面的なサポートを展開している。

2012年の設立以来、BtoB領域における受発注マッチングを手がけてきた同社は、2025年12月24日に東京証券取引所グロース市場へ上場した。IPOは単なる資金調達や出口戦略ではなく、「受発注のインフラになる」というビジョンを実現するための手段として位置づけられている。その過程では、外部資本の導入、黒字化に向けた事業構造の見直し、ガバナンスや内部統制の整備など、長期にわたる準備が進められてきた。

このレポートでは、PRONI株式会社の執行役員・経営企画部部長である小林亮氏へのインタビューを通じて、同社の事業内容と特徴、発注企業・受注企業・同社による「三方良し」の考え方などを紹介。さらに、IPOを目指した背景、黒字化を重視した上場タイミングの判断について掘り下げる。そして、IPOを目指す企業に求められるビジョンや準備のあり方など、PRONIが描く成長戦略を多角的にひも解いていく。

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