業界情報記事

喫茶店・カフェ経営業者1180社の経営実態調査

売上高合計、拡大傾向続く
〜 増収率トップはコメダ、FC出店加速が寄与 〜

はじめに

コーヒーの消費が堅調だ。2013年頃からコンビニで提供されるようになった、手軽で安価なカウンターコーヒーが大ヒット。ペットボトルコーヒーも今や市民権を得て、業態の垣根を超えて大手カフェチェーンや、街中にある喫茶店との「カフェ戦争」が激化している。加えて、焙煎方法や抽出者の違いを打ち出し、高品質なコーヒーを見える化した「第4の波(フォースウェーブ)」が押し寄せつつあると言われており、今後もコーヒー需要がさらに高まると期待される。

一方で、業界大手・ユーシーシーホールディングス(株) は、激化するカフェ戦争から、主力の「上島珈琲店」などへの積極的な投資を行うため、5月にカフェチェーン「珈琲館」の株式を投資ファンドに譲渡した。事業の選択と集中を進める企業も少なくない。

帝国データバンクは、2013年から2017年の年売上高が判明し、喫茶店経営を主な事業としている1180社(法人、個人営業)を、企業概要ファイル「COSMOS2」(147万社収録)から抽出し、分析した。同様の調査は今回が2回目(前回は2014年)。

■インターネット・漫画喫茶、メイド喫茶、ネコカフェなどは対象から除外した

調査結果

  1. 1 喫茶店・カフェ経営業者1180社の2017年の売上高合計は、前年比4.6%増の6415億3200万円となり、拡大傾向が続いている
  2. 2 売上高規模別では、「1億円未満」が832社(構成比70.5%)で最多。一方、100億円以上は10社(同0.8%)で、この10社が売上高合計全体の66.3%を占めている
  3. 3 地域別では、都道府県別でトップの「東京」(204社)が牽引し、「関東」(313社)が最多
  4. 4 売上高上位10社を見ると、増収率トップは(株)コメダ(前年比10.7%増)で、FC加盟店の出店が順次進められ、関連商品の販売数量の増加が寄与した。次いでタリーズコーヒージャパン(株)が、順調な店舗拡大が続き、前年比9.1%増となった
詳細はPDFをご確認ください

お問い合わせ先

株式会社帝国データバンク 東京支社 情報部
TEL:03-5919-9341 FAX:03-5919-9348

サービス業界の基本情報・動向

業界調査なら帝国データバンクにおまかせください

こんなご要望ありませんか?

  • ケース1異業種への新規参入を検討しているので、知見がある人にサポートしてほしい。

    御社がその業界に適しているか、またどういう戦略で参入するのが最良かなどの検討材料になる最新の業界情報を提供。業界調査はもちろん御社のビジネスを踏まえたうえでのアドバイスも承ります。

  • ケース2自社が業界内でどのような位置にいるか、客観的に知りたい。

    御社が提供する商品・サービスの業界内での売り上げランキングを調査し、報告。
    ライバル会社が明確になるため、営業戦略を立てる際の資料づくりや、上場の準備資料を揃えるのにお役立ていただけます。

お問合せ・資料請求はこちらから

業界調査関連 関連サービス

景気・業界の動向