業界情報記事

全国メーンバンク調査(2017年)

9地域中6地域で「地方銀行」がシェアトップ
〜「三菱東京UFJ」が9年連続全国首位 〜

はじめに

2017年も引き続き、地方銀行の大型再編が注目された1年だった。2月には三重県を経営地盤とする第三銀行と三重銀行が経営統合を発表。3月には近畿で関西アーバン銀行・近畿大阪銀行・みなと銀行の3行が、4月には北陸で第四銀行と北越銀行の2行がそれぞれ経営統合することを発表した。

北海道拓殖銀行の経営破たん以降、金融機関同士の経営統合・再編は大手銀行が中心になって行われてきた。しかし、近年は日本銀行のマイナス金利政策による貸出金利低下や人口減少のほか、フィンテック等の技術革新を通じた異業種の金融分野進出などにより、経営環境が大きく変わりつつある。

帝国データバンクでは、2017年10月末時点の企業概要データベース「COSMOS2」(約147万社収録、特殊法人・個人事業主含む)がメーンバンクと認識している金融機関について抽出し、集計・分析した。

なお、同調査は2016年11月に続き9回目。

■ 本調査は帝国データバンクが独自に調査・保有している企業概要データベース「COSMOS2」に収録された企業データであるため、各金融機関がメーンとして認識する実数と異なる場合がある。また、一企業に複数のメーンがあるケースでは、企業が最上位として認識している金融機関をメーンバンクとして集計した

調査結果

  1. 1 全国では、「三菱東京UFJ銀行」が10万1680社(シェア6.94%、前年比0.07pt減)となり、2009年の調査開始以降9年連続のトップ。以下、「三井住友銀行」の7万9959社(同5.46%、同0.01pt減)、「みずほ銀行」の6万3861社(同4.36%、同0.004pt増)となった
  2. 2 業態別では、「都市銀行(5行)」がシェア20.00%(前年比0.06pt減)で調査開始以降8年連続の減少。一方、「地方銀行」(シェア39.12%、前年比0.11pt増)は9年連続でシェアを増加
  3. 3 地域別では、9地域中6地域で「地方銀行」がシェアでトップ。一方、関東や近畿、中部など大都市圏では他地域と比較してメーンバンク先の業態が分散している傾向にあった
詳細はPDFをご確認ください

お問い合わせ先

株式会社帝国データバンク データソリューション企画部 情報統括課
TEL:03-5775-3163 FAX:03-5775-3169

金融業界の基本情報・動向

業界調査なら帝国データバンクにおまかせください

こんなご要望ありませんか?

  • ケース1異業種への新規参入を検討しているので、知見がある人にサポートしてほしい。

    御社がその業界に適しているか、またどういう戦略で参入するのが最良かなどの検討材料になる最新の業界情報を提供。業界調査はもちろん御社のビジネスを踏まえたうえでのアドバイスも承ります。

  • ケース2自社が業界内でどのような位置にいるか、客観的に知りたい。

    御社が提供する商品・サービスの業界内での売り上げランキングを調査し、報告。
    ライバル会社が明確になるため、営業戦略を立てる際の資料づくりや、上場の準備資料を揃えるのにお役立ていただけます。

お問合せ・資料請求はこちらから

業界調査関連 関連サービス

景気・業界の動向