業界情報記事

パチンコホール経営業者の経営実態調査

減収企業が8割に迫る
〜 新型コロナによる休業・時短営業が影響か 〜

はじめに

2020年、新型コロナウイルスの感染が拡大し、緊急事態宣言が発出された。飲食店やアパレル小売店など一般消費者を対象とする業界を中心に休業要請がなされ、ぱちんこ業界も多くのホールでこれに応じた。また、新型コロナの影響で予定されていた新規則への完全移行期限は延長されたものの、従前から射幸性の高さによるギャンブル依存の問題が指摘され、集客に苦戦するなど業界環境は厳しく、倒産の増加も懸念されてきた。

帝国データバンクでは、企業概要ファイル「COSMOS2」(147万社収録)の中から、2018年〜2020年決算の売り上げおよび損益が判明しているパチンコホール経営業者1691社を抽出(2021年8月時点)。売上高合計などについて調査・分析した。


調査結果

  1. 1 パチンコホール経営業者1691社の売上高合計を見ると、2020年は13兆2374億円となった。2018年は15兆3579億円だったが、以降減少しており2年間で2兆1205億円減少。比率にすると、13.8%減少した
  2. 2 売上高規模別にみると、最も社数が多いのは『10億円以上50億円未満』(706社、構成比41.8%)、次いで『1億円以上10億円未満』(512社、同30.3%)となった
  3. 3 『増収』企業が40社(構成比2.4%)である一方、『減収』企業は1306社(同77.2%)と2019年の670社から大幅に増加した
  4. 4 倒産件数の推移をみると、2020年は17件発生し、2年連続で減少した。2021年は8月末時点で6件発生。前年同期(12件)比で半減しており、3年連続で減少する可能性が高い
  5. 詳細はPDFをご確認ください

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