景気・経済動向記事

2023年夏季賞与の動向アンケート

夏のボーナス、前年より「増加」企業が4割近くに
雇用の維持や物価高への配慮も
〜 支給額は2.4%増の見込み、コスト高が重荷 〜

はじめに

物価の上昇に賃金が追いついていない状況が続いている。厚生労働省が6月6日に発表した4月の毎月勤労統計調査(速報)では、物価の変動を反映した「実質賃金」は前年同月比3.0%減少した。減少は13カ月連続となり、マイナス幅は前の月の2.3%減から拡大している。

6月1日に、大手電力7社による電気料金の値上げが実施された。家計負担が増加するほか、幅広い業種で価格転嫁による商品・サービスの値上げラッシュが起きる可能性もあり、さらに個人消費の下押しが懸念される。

帝国データバンクは、値上げの夏を迎えるにあたり、2023年夏季賞与の動向についてアンケートを行った。

■アンケート期間は2023年6月2日〜7日、有効回答企業数は1,095社(インターネット調査)

調査結果

  1. 1 2023年夏のボーナス、企業の37.4%で1人当たり平均支給額が前年より「増加」
  2. 2 企業規模が大きいほど夏のボーナス「増加」の企業割合高まる
  3. 3 1人当たり支給額は前年から2.4%増。大企業は3.5%増、中小企業は2.2%増
  4. 詳細はPDFをご確認ください

お問い合わせ先

株式会社帝国データバンク 東京支社 情報統括部
TEL:03-5919-9343  E-mail: tdb_jyoho@mail.tdb.co.jp

エリア別 関連記事

景気・経済動向のことなら帝国データバンクにおまかせください

こんなご要望ありませんか?

  • ケース1ここ数年で成長している業界の企業を知りたい。

    異業種企業の商品やサービスには、思わぬヒントが隠されていることがあります。
    業種・地域・事業規模ごとに御社の希望に合う企業をピックアップし、リスト化。
    業務提携などの準備資料にも活用いただけます。

  • ケース2円安対策のための情報が欲しい。

    円安で輸出が増えれば、仕入れも増えるため、新規取引先が必要になるかもしれません。
    様々な条件の中から取り引きするのに相応しい企業リストを提供。
    御社の業務形態に合わせたご提案を行います。

お問合せ・資料請求はこちらから

景気・経済動向 関連サービス

景気・業界の動向