業界情報記事

飲食店の倒産動向調査(2020年度上半期)

飲食店倒産は392件、上半期で過去最多
〜 業態別では「酒場・ビヤホール」が最多 〜

はじめに

2020年は新型コロナウイルス感染拡大という新たな課題が発生した。これに伴い、飲食店は休業要請や営業時間の短縮要請を受けるなど資金負担を負ったほか、客足が少なく経営環境は厳しい状況が続いている。今月からはGo To Eatキャンペーンが実施されるなど前向きな動きがあるものの、依然として先行きに対する不安の声は根強く聞かれる状況だ。

帝国データバンクでは、2020年度上半期(4月〜9月)の飲食店事業者の倒産(※)動向について集計・分析した。

※飲食事業を主業とする事業者(法人・個人事業者)で、法的整理かつ負債1000 万円以上を対象としている

調査結果

  1. 1 2020年度上半期における飲食店事業者の倒産は392件発生し、上半期としては過去最多
  2. 2 このままのペースで倒産が発生すると、2020年度の年間倒産件数は過去最多を更新する可能性がある
  3. 3 業態別で見ると、「酒場・ビヤホール」が98件(構成比25.0%)で最多。次いで、「中華・東洋料理店」(55件、構成比14.0%)、「西洋料理店」(54件、同13.8%)、「日本料理店」(40件、同10.2%)が続く
  4. 詳細はPDFをご確認ください

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