景気・経済動向記事

全国社長出身大学分析(2019年)

社長の出身大学、日本大学がトップ
〜 40歳未満の社長の出身大学は、慶應義塾大学が最多 〜

はじめに

少子化が進む一方、大学進学率は上昇基調にあり国内大学の学生数は増加している。文部科学省によると、2018年度の大学(学部)進学率は53.3%と過去最高を記録。大学学生数も290万9159人と前年度と比べ約1万8000人の増加となった。企業では、大卒社長の割合が増加するなか、最近では、大学在学中や卒業後すぐに起業するケースなどもあり、大学を卒業したばかりの若い経営者の活躍も目立っている。

こうしたなか帝国データバンクは、2019年6月時点の企業概要データベース「COSMOS2」(約147万社収録)から企業(個人、非営利、公益法人等除く)の社長出身大学データを抽出。約27万4000人の出身大学をランキング形式で集計した。


調査結果

  1. 1 社長の出身大学上位30校を見ると、「日本大学」が2万741人で最多となった。次いで、「慶應義塾大学」(1万669人)、「早稲田大学」(1万84人)、「明治大学」(8697人)、「中央大学」(7528人)となった
  2. 2 上場企業社長の出身大学では、「慶應義塾大学」が264人で最も多く、次いで「早稲田大学」(187人)、「東京大学」(175人)、「京都大学」(80人)、「日本大学」(77人)となった
  3. 3 企業の年商規模別に見ると、「10億円未満」と「10億〜50億円未満」では「日本大学」が最多となった一方、年商50億円以上では全てのレンジで「慶應義塾大学」がトップとなり、年商規模による違いが見られた
  4. 4 社長の出身大学を就任経緯別に見ると、「外部招へい」では「慶應義塾大学」、「出向」では「早稲田大学」が最多となった
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