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つながりの指標2.地域内に資金を分配する「ハブ度」



「地域内に分配する企業」は地域経済に対し大きな影響力を持っています。「つながり」(1社1社の取引のネットワーク)を分析することで、どの企業がどのくらい地域内に資金を分配しているかが分かるようになりました。それが「ハブ度」と呼ばれる指標です。

地域内(域内企業)にどのくらいの資金を分配しているか(=地域内(域内企業)からどのくらい仕入れて資金を支払っているか)は、地域経済への貢献を考えるポイントの1つです。下の図のように、地域内(域内企業)から仕入れている企業は、地域内の他の企業に資金を分配する機能を持っていることが分かります。地域内に資金を分配する役割を持つ企業を「ハブ企業」と呼びます。



ハブ度


帝国データバンクが蓄積している膨大な数の企業間取引データを活用し、仕入先のさらに仕入先というように取引関係をつなげていくことにより、企業の取引関係(ネットワーク)が地域の内外でどのようにつながっているかを視覚的に把握できるようになります。「つながり」に加え、資金がどの程度流れているかを確認していくことにより、取引関係の規模を把握できるようになります。

このように、企業の仕入先の地理的な分布とつながりの大きさを分析することで、地域内(域内企業)に分配するハブ度の高い企業を見つけ出し、地域経済への影響度を評価することができるのです。


※東京工業大学高安美佐子研究室と帝国データバンクでの共同研究により開発された取引高推定モデルを使用。
- Tamura, Koutarou, et al. "Estimation of flux between interacting nodes on huge inter-firm networks." International Journal of Modern Physics: Conference Series. Vol. 16. World Scientific Publishing Company, 2012.

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