ビジネス講座

ビッグデータ分析の事例10 都市型産業集積の10年

2000年代東大阪産業集積地域における機械・金属工業の売上高変化

現在、縮小を余儀なくされている都市型産業集積の中で、2000年代以降も成長を続けている鋲螺工業企業の特徴について新規取引先の開拓という視点で検討を行いました。
はじめに、東大阪地域の機械・金属工業の2000年前後以降の売上高の変化を、他地域の動向も含めてまとめました。



調査結果

  1. 1 機械・金属工業における売上高は97・02年で下がり、02・07年で上がり、07・10年で下がるが、02・07年の売上高の上昇は自動車生産の拡大によると思われ、愛知県ではその伸び率は高いが、東大阪産業集積地域では売上高は伸びているものの、その伸び率は相対的に低い。
  2. 2 東大阪産業集積地域では02・07年で売上高は伸びたが、リーマンショック後の10年では、97年、02年水準まで落ち込んだ。
  3. 3 「景気回復過程」にあたる02・07年に売上高を伸ばし、リーマンショックを挟んだ07・10年では売上高が下がった企業数がもっとも多いが、両期間で売上高を伸ばしている企業も、また両期間で売上高を減少させている企業も二極端に存在している。
  4. 4 02・07年で売上高を伸ばすことが難しかった企業層は、売上高1億円未満、従業員数規模9人以下であり、また07・10年では売上高類型、従業員数規模が多いほど、売上高を伸ばす企業が多くなっている。
  5. 5 業種別には中分類では売上高伸び率の差に大きな違いはなく、細分類では差はあるものの、同じ細分類業種であっても売上高を伸ばす企業と伸ばさない企業とがある。

詳細はPDFをご確認ください

売上高成長企業の条件

次に、リーマンショック以降の売上高増減企業について、鋲螺工業を対象に新規取引先開拓という視点から検討し、売上高が伸びている成長企業の条件について考えています。



調査結果

取引先を開拓する場合に、それが売上高増加に結びつくためには、下記3点が重要である。

  1. 1 販売先上位企業自体の業績回復
  2. 2 リーマンショック以前からの継続的な経営努力の結果、下位の販売先企業との取引を自社の有力な事業に1つにできるかどうか
  3. 3 リーマンショック後に、大幅に取引先を変化させることができるかどうか

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