景気・経済動向記事

【福島県】企業の人材に関するアンケート調査(2022年11月)

従業員の充足度、「不足している」が66.9%
〜 採用後の心配事としてコミュニケーション、メンタル不調が7割超を占める 〜

はじめに

コロナ禍のなか、売り手市場が続いており、中小企業だけでなく大企業においても人手不足、人材の確保は大きな問題となっている。さらに、原油高の高騰・物価高の高騰の影響もあり、厳しい昨今、魅力ある商品やサービスを生み出せなければ、利益を出せず淘汰される可能性が高い。このため、付加価値を生み出す人材をどれだけ確保できるかが企業の生き残る条件となり、人材戦略(採用や人材育成等)が企業経営にとってさらに重要となってきていると言えよう。

そこで、帝国データバンク郡山支店では、2022年1月に続き、人材育成方法など企業の人材に関するアンケート調査(複数項目から選択、一部複数回答可)を実施した。今回で2回目の調査。


■調査方法は福島県内に本社を置く、主要企業(全業種、売上高100億円以下、従業員20人以上)を対象とした郵送による調査。調査期間は2022年10月17日〜11月11日、調査対象は1907社で、有効回答企業数は534社(回答率28.0%)

調査結果

  1. 1 自社の景況感について、「変わらない」が51.1%(前回51.2%)と前回に続き過半数。次いで「悪い」が31.5%(同32.1%)となり、「良い」が15.4%(同14.7%)となった
  2. 2 従業員の充足度について、「不足している」が66.9%(同66.1%)を占め、人手不足による悪影響について、「需要に対応できない」や「技術・スキル・ノウハウの引き継ぎが困難」が前回に続き上位
  3. 3 従業員の採用方法について、「ハローワークに登録」が88.6%(同90.0%)で最多、「就職サイトに登録」46.3%(同43.0%)、「自社ホームページで募集」39.7%(同40.8%)と続く
  4. 4 2023年度の採用予定について、「新卒」が3人程度「中途」が4人程度を予定している
  5. 5 人材育成方法について、「職場内(自社で実施)」が84.6%(同90.6%)、「職場外(外部業者利用)」35.6%(同39.2%)、OJT(職場内)を重視していることがわかる
  6. 6 採用後の関心や心配事では、「コミュニケーション・メンタルの不調」が前回の72.4%を上回る72.8%となった
  7. 7 教育(人材育成)が必要な層では、「リーダー層」が64.6%(同69.5%)、「若手層」60.1%(同60.3%)、「幹部/幹部候補層」40.1%(同39.0%)などとなり、前回同様中堅、若手に対する教育の必要性を感じている
  8. 8 人事評価制度の運用について、「運用している」が50.6%(同50.5%)と過半数であった一方で、「制度がない」は25.3%(同27.6%)を占めた

詳細はPDFをご確認ください

お問い合わせ先

株式会社帝国データバンク 郡山支店
TEL:024-923-2442 FAX:024-922-2669

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