景気・経済動向記事

新型コロナウイルス感染症に対する静岡県内企業の意識調査

新型コロナウイルス、企業の84.3%で「業績にマイナス」
〜 業績にプラスの影響があるのは1.9%にとどまる 〜

はじめに

2020年5月25日に緊急事態宣言、6月19日には県境を跨ぐ移動制限が解除され、日本の社会・経済は段階的に動き始めた。しかし、新規感染者数の最多更新など新型コロナウイルスの感染再拡大による経済活動の停滞が懸念されている。また、政府は、雇用の維持や事業継続、地域の活性化に資する需要喚起策など緊急経済対策を進めている。型コロナウイルスの影響を受けた倒産(法的整理または事業停止、負債1000万円未満・個人事業者含む)が静岡県で20件に到達したことを帝国データバンクが8月7日16時までに確認した。

そこで、帝国データバンクは、新型コロナウイルス感染症に対する企業の見解について調査を実施した。本調査は、TDB景気動向調査2020年7月調査とともに行い、全国調査分から静岡県内企業を抽出して分析した。なお、新型コロナウイルス感染症に対する調査は、2020年2月から実施している。

■調査期間は2020年7月16日〜31日、調査対象は静岡県内企業687社で、有効回答企業数は362社(回答率52.7%)

■本調査の詳細なデータは景気動向オンライン(https://www.tdb-di.com)に掲載している

調査結果

  • 1 新型コロナウイルス感染症による自社の業績への影響、『マイナスの影響がある』と見込む企業は84.3%となり、2カ月連続で減少した。内訳をみると、「既にマイナスの影響がある」が72.7%、「今後マイナスの影響がある」が11.6%となった。「影響はない」とする企業は9.7%だった一方で、『プラスの影響がある』(「既にプラスの影響がある」と「今後プラスの影響がある」の合計)と見込む企業は1.9%にとどまった
  • 2 『マイナスの影響がある』と見込む企業を業界別にみると、『金融』『小売』『運輸・倉庫』が100.0%で最も高く、『卸売』が88.5%、『製造』が85.9%で続いた
  • 3 2020年7月の売り上げ見込み、前年同月比で平均85.4%となった。減少を見込む企業は70.2%となり、特に前年同月比で1〜20%の減少とみる企業が36.7%で集中した。他方、増加を見込む企業は12.2%となり、横ばいは15.2%であった
  • 詳細はPDFをご確認ください

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