業界情報記事

第9回 宮城県内企業のメインバンク実態調査

七十七銀行がシェア5割強、圧倒的な存在感
〜 上位7行までを地元金融機関が占める 〜

はじめに

2018 年も、マイナス金利による貸出金利低下などで、金融機関にとって厳しい経営環境が続いている。上場地銀80 行の2018 年9 月期中間決算では、全体の約7 割に当たる55 行が減益となった。そのため、各金融機関ではフィンテックなどIT 化の推進、活動基盤の拡大に伴う越境融資など、全国的に生き残りに向けた施策が続けられている。

東北の金融機関にとっても貸出先確保が困難となるなか、新たな収益の柱としてコンサルティング部門に力を入れるほか、「私募債」の発行を積極的に進めるなど、顧客との関係を密にする取り組みが盛んとなっている。

帝国データバンク仙台支店では、2018年10月末時点の企業概要データベースCOSMOS2(全国147万社収録、特殊法人・個人事業主含む)から、宮城県内の企業(約2万4700社)がメインバンクと認識している金融機関について抽出し集計した。なお、同調査は2017年12月に次いで9回目。

■本調査は帝国データバンクが独自に調査・保有している企業概要データベース「COSMOS2」に収録された企業データであるため、各金融機関がメインとして認識する実数とは異なる。また、一企業に複数のメインがあるケースでは、当該企業が最上位として認識している金融機関をメインバンクとして集計した。

調査結果

  1. 1 宮城県内の企業約2万4700社のうち、各企業がメインバンクとして認識している金融機関で最も多かったのは、七十七銀行(仙台市)の1万3785社で、シェア(構成比)は55.98%となり、圧倒的な存在感を示している
  2. 2 上位7行までを地元金融機関が占め、仙台銀行(仙台市)、杜の都信金(仙台市)を含めた上位7行で8割強を占め、地元金融機関の強さが目立つ
  3. 3 主要業種別でも七十七銀行がすべて1位。上位3行はすべて七十七銀行、仙台銀行、杜の都信金の順で、約7割を占める
  4. 4 売上規模別でも七十七銀行がすべて1位。「50億円以上」は2位から4位までをメガバンクが占め、売上規模が大きくなるにつれて、メガバンク等県外金融機関の存在感が強まる

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