景気・経済動向記事

全国社長年齢分析

社長の平均年齢、60.1歳
〜 調査開始以来初の60歳超 〜

はじめに

社長の平均年齢は年々上昇し続けており、70歳以上で現役の社長も珍しくはない。その一方、全国の後継者不在率は2020年時点で65.1%(「全国企業『後継者不在率』動向調査(2020年)」帝国データバンク、2020年11月発表)と依然高水準であり、事業承継への備えが追いついていない現状もうかがえる。

帝国データバンクは、2021年1月時点の企業概要データベース「COSMOS2」(約147万社収録)から企業の社長データ(個人、非営利、公益法人等除く)を抽出。約94万社を、業種別、業歴別、都道府県別に集計・分析した。


調査結果

  1. 1 2020年の社長の平均年齢は60.1歳(前年比+0.2歳)と、調査を開始した1990年以降初めて60歳を上回った。年代別の割合をみると、「60代」が構成比27.3%を占め最多
  2. 2 業歴別にみると、30年以上では全体の平均年齢を上回った。また、「30〜50年未満」では「60代」「70代」、「50〜100年未満」「100年以上」では「60代」がそれぞれ最多
  3. 3 都道府県別にみると、「秋田県」が平均62.2歳(全国平均+2.1歳)で最も高く、「岩手県」が62.0歳(同+1.9歳)、「青森県」が61.8歳(同+1.7歳)でこれに続く
  4. 詳細はPDFをご確認ください

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