業界情報記事

上場企業(アパレル)の月次売上高動向調査(2020年11月分)

11月のアパレル売上、7割超が前年を下回る
〜 感染「第3波」で客数減少、記録的な暖かさで秋冬物不調 〜

はじめに

自粛ムードが緩やかに薄らぎ、活気を取り戻し始めていた10月から一転、11月は本格的な感染「第3波」に見舞われ、21日に政府は「Go To トラベル」の運用見直しを決定した。一方、気候は各地で連続夏日を観測するなど、記録的な暖かさとなった。

帝国データバンクでは、アパレルを中心とした衣服類販売を手がける上場企業(または上場グループ中核企業)のうち、HPなどで月次売上高をリリースしている24社について、2020年11月分の全店実績を集計し、分析した。

■月次売上高の集計方法等は、リリース企業の手法・方針に準ずる

調査結果

  1. 1 集計対象24社のうち、2020年11月の月次売上高が全店ベースで前年同月(2019年11月)を上回ったのは6社(構成比25.0%)、下回ったのは18社(同75.0%)。例年より気温が高く推移したことで、コートなど秋冬物商品が不調となったことや、新型コロナの感染が再拡大した地域で外出自粛要請がでるなど、11月後半頃から客足が大幅に減少したことにより、前年同月を下回った企業は10月(10社)から8社増加した
  2. 2 前年同月を上回った全6社で増加幅は縮小し、下回った18社は、8社で増加から減少に転じ、10社は減少幅が拡大した。前年同月比の減少率が20%以上となった企業は、10月はゼロであったが、11月は三陽商会、ワールド、はるやまホールディングス、タカキュー、ジーンズメイト、コナカの6社となった
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