景気・経済動向記事

全国・女性社長分析(2019年)

女性社長比率、全国で7.9%に上昇
〜 出身大学上位、「慶應義塾大学」が2年連続で首位守る 〜

はじめに

近年、2015年に施行された「女性活躍推進法」や、政府が提唱する「1億総活躍社会」の実現に向け、「女性の活躍推進」が重要政策の柱として掲げられるなど、女性の社会進出が急速に求められている。こうしたなか、中小企業における後継者難対策として、新たな目線で新規事業や改革を実践する女性社長がクローズアップされるほか、少子高齢化が加速する地方では、労働力を確保し地域の活力を維持するためには女性の活躍が喫緊の課題に挙げられるなど、今後企業における女性の役割はより重要性を増していくと考えられる。


■帝国データバンクは、自社データベースをもとに、個人事業主・非営利・公益法人などを除いた全国約116万社のうち、女性が社長を務める企業について分析を行った。

■同様の調査テーマは2018年5月に続き6回目


調査結果

  1. 1 2019年4月末における女性社長の割合は7.9%。平成初期の1989年(平成元年)から3.6ポイント、2018年(平成30年)からも0.1ポイント上昇した。2018〜19年に女性社長が就任した企業は、グループ初の女性社長となる井村屋グループ(三重県津市、東証・名証1部)など
  2. 2 女性社長の年代分布を見ると、最も割合が高いのは「60代」。過去1年間(2018年5月〜2019年4月)で就任した新任社長では「50代」。就任経緯では、女性社長全体では「同族承継」が突出して高いが、新任女性社長では「同族承継」に加えて「創業者」も高い
  3. 3 年商規模別では、年商「5000万円未満」が11.0%で最高。以下、年商規模が大きくなるにつれて比率は低下し、「100億円以上」では1.4%にとどまった
  4. 4 業種別では、「不動産業」(16.7%)が最高となり、30年前(1989年)から7.5ポイント上昇。全7業種とも30年前から女性社長比率は上昇したものの、前年(2018年)比では「建設業」が唯一横ばいで推移した。業種細分類別では「保育所」(42.3%)が全業種で最高
  5. 5 都道府県別では、「青森県」(10.7%)が最高。最も低かったのは「岐阜県」(5.2%)
  6. 6 女性社長の出身大学を見ると、首位は「慶應義塾大学」(230人)となり、2018年以降2年連続でトップ。女性社長の増加率が最も高い出身大学は「東京大学」(29.3%増、53人)
詳細はPDFをご確認ください

お問い合わせ先

株式会社帝国データバンク データソリューション企画部 情報統括課
TEL:03-5775-3073  FAX:03-5775-3169

エリア別 関連記事

景気・経済動向のことなら帝国データバンクにおまかせください

こんなご要望ありませんか?

  • ケース1ここ数年で成長している業界の企業を知りたい。

    異業種企業の商品やサービスには、思わぬヒントが隠されていることがあります。
    業種・地域・事業規模ごとに御社の希望に合う企業をピックアップし、リスト化。
    業務提携などの準備資料にも活用いただけます。

  • ケース2円安対策のための情報が欲しい。

    円安で輸出が増えれば、仕入れも増えるため、新規取引先が必要になるかもしれません。
    様々な条件の中から取り引きするのに相応しい企業リストを提供。
    御社の業務形態に合わせたご提案を行います。

お問合せ・資料請求はこちらから

景気・経済動向 関連サービス

景気・業界の動向