People & Storiesまずは「自分」という人間を知ってもらうこと

People & Stories成田 拓朗Takuro Narita

成田 拓朗大宮支店 調査第1部
2019年入社
出身 経済系学部

Q. 今、担当している業務を教えてください

新卒入社して大宮支店の配属になり、1年半の内勤を経て、調査部に異動になりました。通常は3〜5年程度の内勤を経験するのですが、私は運がいいことに「早期調査員プログラム」の1期生のタイミングでの入社だったので、通常より短い期間で調査員になることができました。これまでは内勤業務経験を積んだ状態で現場に出るというのが流れだったと思うのですが、若手の調査員を増やしていこうという会社の施策のなかで、早々に調査員デビューとなりました。早く調査員になりたかったので、異動が決まったときは嬉しかったですね。

Q. 帝国データバンクにエントリーしたきっかけは?

漠然と人に携わる仕事がしたいと思っていました。大学時代はサークル活動に打ち込んでいたので、大半の就活生が経験するインターンシップに応募していませんでした。大学3年の3月に慌てて就職活動を始めたため、自分にどのような仕事が向いているのか想像がついていませんでしたが、人とのつながりが強いコンサルティングや広告関係の求人を探しているなかで帝国データバンクを知りました。特定の企業だけなく、いろいろな業種の経営者にお会いするので、新鮮な気持ちで仕事ができそうというイメージがありました。

Q. 入社時に不安だったことはありますか?

不安しかなかったです(笑)。経済学部出身でありながら、マクロ経済? ミクロ経済? という感じで、経済についてよく理解できていませんでしたし、財務諸表や決算書も読めなかったので......(苦笑)。ただ、そうした不安も配属された大宮支店の先輩方がよくしてくださったことで、とても救われました。本当に息子のように育てられた感じですね。大宮支店では8年ぶりの新卒配属だったようで、そういった背景もあって温かく迎え入れていただけたのかな、と。そういう意味で、環境にはとても恵まれていました。不安のタネについては「習うより慣れよ」ですね。やっていくうちに自然と身についていったように思います。

Q. 日々の業務で大事にしていることはありますか?

まずは、自己開示です。調査先では必ず最初に自己紹介シートを配って、「成田」という人間を知ってもらうように心がけています。調査員の仕事は、調査先で経営に関する重要な企業情報を集める必要があります。いくら帝国データバンクという会社を代表して取材に来ているとはいえ、初めての相手に無防備には話してくれません。まずは自己開示をしなければフェアではないので、自己紹介シートをお渡しして、信頼関係を構築するよう心がけています。また、社内にはさまざまな視点でアドバイスをくださるリーダーの方がいるので、そういったところでも勉強させていただいてます。

Q. 1日のスケジュールを教えてください

9時始業なので、少し前(8時半ごろ)に出社して調査準備から1日が始まります。調査は1日に3件の訪問を目標にしているので、午前に1社、午後に2社、あるいはその逆というのが日課です。次の調査までの空き時間に、翌日以降の取材先のアポイントメントを入れたり、調査報告書をまとめます。18時に概ねの業務を終えて、19時くらいまで翌日の準備をして帰宅します。終業後は、同僚と息抜きに食事に行ったり、お酒を飲みに行ったりすることもあります。

Q. 調査員に必要な資質は、どんなことですか?

「なぜ」の追求です。調査で聞いた話をそのまま鵜呑みにするのではなく、その答えの背景にどんなことがあるのかという、本質に辿り着くために、常に「なぜ」を繰り返すことを心がけています。そのためには、まず調査先に興味関心をもつことは絶対必要だと思います。本当に様々な業種の企業へ調査に行くので、会話についていくために事前準備で知らないといけないことはたくさんあります。やっぱり興味をもって調べないと、調査先にも失礼になりますからね。

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