2022/2/24
DX推進に関する岩手県内企業の意識調査
DXを理解し取り組んでいる企業は17.1%と6社に1社
〜 半数の企業で、人材やスキル・ノウハウの不足がDXの課題に 〜
はじめに
人工知能(AI)の進化や第5世代移動通信システム(5G)といったデジタル技術の進展によって、ビジネス環境が大きく変わろうとしている。企業は今後、データとデジタル技術を活用した製品や、サービス・ビジネスモデルの変革によって競争上の優位性を確立させる「デジタル・トランスフォーメーション(以下、DX)」の実現を求められる。また、政府は2021年9月にデジタル庁を発足。社会全体のDXの推進を通じ、デジタル時代の官民インフラ作成を目指すとしている。
そこで帝国データバンクは企業のDX推進に関する調査を実施した。
■調査期間は2021年12月16日〜2022年1月5日、調査対象は岩手県206社で、有効回答企業数は105社(回答率51.0%)
■本調査における詳細データは景気動向オンライン(https://www.tdb-di.com)に掲載している
調査結果
- 1 DXを理解し取り組んでいる企業は17.1%と6社に1社
- 2 取り組んでいる企業では、3社に1社でDXの初期段階に関する取り組みが進む
- 3 半数の企業で、人材やスキル・ノウハウの不足がDXの課題にあげられる