業界情報記事

第8回 千葉県内企業のメーンバンク実態調査

トップは千葉銀行、初めて40%へ
〜 千葉、京葉、千葉興業の地元3行で62.7% 〜

はじめに

日本銀行のマイナス金利政策により、国内金融機関は貸出金利の低下を招いて経営環境は厳しさを増している。また金融庁は、従来の信用保証・担保依存から「事業性評価」に基づく融資姿勢の転換や、企業の経営支援を重視する「金融仲介機能のベンチマーク」の利用を呼びかけており、今後も「地域密着型金融(リレーションシップバンキング)」の深化が一層求められている。

帝国データバンク千葉支店は、企業概要ファイル「COSMOS2」(全国147万社収録)から、千葉県内の企業がメーンバンクと認識している金融機関について抽出し、集計した。同調査は、2016年12月に続き、今回で8回目。

■調査対象は、帝国データバンクの企業概要ファイル「COSMOS2」(10月末時点)に収録されている千葉県内の5万57社。県内企業がメーンバンクとして認識している金融機関(1行のみ)を抽出、集計・分析した。なお、この数値は融資金額を基にした調査結果ではなく、県内企業への融資シェアを直接的に反映したものではない。

調査結果

  1. 1 各企業がメーンバンクとして認識している金融機関で最も多かったのは、千葉銀行の2万24社で、構成比は40.0%と初めて40%台となり、存在感を示した。2位は京葉銀行で6918社、構成比13.8%、3位は千葉興業銀行で4431社、同8.9%となった。
  2. 2 地元3行はいずれも構成比を0.1ポイントずつ伸ばし、合計で62.7%と全体の6割を超えている。
  3. 3 業種別では、全ての業種において千葉銀行、京葉銀行、千葉興業銀行の3行が、1位から3位を占めている。前回調査と比較すると、「卸売業」で東京東信金がベストテン入りを果たし、「不動産業」で三菱東京UFJ銀行、「運輸・通信業」でみずほ銀行、東京ベイ信金が、それぞれ順位を上げた。
  4. 4 売上規模別では、売上高「50億円以上」を除くすべての規模で千葉銀行、京葉銀行、千葉興業銀行の3行が上位となり、「50億円以上」ではみずほ銀行が2位、三菱東京UFJ銀行が3位、三井住友銀行が4位にランキングされた。

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株式会社帝国データバンク 千葉支店
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