景気・経済動向記事

特別企画 : 2015年度長野県内企業売上高ランキング(上位100社・速報)

100社の総売上高は4兆3873億円、前年度比2.4%増
〜 4年連続で前年度を上回るも、伸び率は2年連続減少 〜

はじめに

景気が不透明感を強めている。第2次安倍内閣が発足し、アベノミクススタート後しばらくは、企業間格差を指摘されながらも、積極的な財政支出や株高・円安の追い風もあって業績を回復させる企業が増加。リーマン・ショック後の急激な落ち込みや東日本大震災による社会・経済の混乱から落ち着きを取り戻しつつあった。しかし、2014年4月に消費税率が引き上げられてから消費の伸び悩みが長期化。2015年になると、中国をはじめとする新興国経済の減速も鮮明となり、海外依存度の高い日本経済への影響が表面化するようになる。さらに、2016年に入ってからは円相場も不安定感を強め、一時に比べ円高局面で進行、輸出関連企業を中心に懸念が高まっている。

近年、県内大手企業の業績は比較的堅調に推移してきたが、2015年度はどうだったのだろうか。帝国データバンクでは毎年6月、「県内企業売上高ランキング〈上位100社〉」を集計しているが、今回2015年度(2015年4月決算〜2016年3月決算)を対象とした最新のランキングを作成し、業績動向を探った。この集計には金融機関や事業協同組合などは含めておらず、連結決算を行っている企業もすべて単体の売上高を採用している。

当集計は、6月10日現在で判明したデータに基づいて作成。なお、3月決算企業のうち、株主総会が終了していない企業の売上高は決算案である。

調査結果

上位100社の総売上高は4兆3873億9500万円、前年度比2.4%増

2015年度県内企業売上高上位100社の総売上高は、前年度比2.4%増の4兆3873億9500万円となった。前年度を上回るのは4年連続だが、伸び率は2年連続で減少している。

売上高トップはセイコーエプソン、上位4社に順位の変動なし

県内企業売上高トップは、2016年3月期に7869億8100万円を計上したセイコーエプソン(株)(諏訪市)。同社を含め、上位4社に順位の変動はなかった。

増収企業は56社、減収企業は44社、伸び率トップはシナノケンシ

100社中、増収となったのは56社、減収は44社。前回と比べ、増収企業は3社減少している。増収企業のうち、伸び率が最も大きかったのはシナノケンシ(株)(上田市)の56.6%増。(株)本久(長野市)も52.0%増で、この2社が50%以上の大幅増となった。

「製造」の総売上高が全体の6割を超える

業種別では「製造」45社、「販売」39社、「建設」「サービス・その他」各8社。金額では「製造」が前年度比5.7%増の2兆6363億9500万円となり、全体の60.1%を占めている。

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