2024/1/12
人手不足倒産の動向調査(2023年)
2023年の「人手不足倒産」 過去最多の260件
〜 顕在化した「2024年問題」、建設/物流業が半数を占める 〜
はじめに
人手不足を理由に事業継続を断念するケースが、本格的に増加している。2023年の人手不足倒産は累計で260件となり、年間ベースで過去最多を更新した。なかでも、この 4月に時間外労働の上限規制が適用される「2024年問題」によって人手不足のさらなる深刻化が懸念されている建設/物流業の件数は、全体の半数を占める高水準となった。とりわけ建設業は91件にのぼり、過去最多かつ前年から約2.7倍の大幅増となった。足元では企業の人手不足感が高まり続けている現状を踏まえると、今後も人手不足倒産は高水準で推移する可能性がある。
調査結果
- 1 2023年は累計260件、前年比で約1.9倍 特に建設業は約2.7倍と大幅増加
- 2 一時は落ち着いた人手不足倒産が急増、「2024年問題」の次は「2025年問題」も控える
- 3 既に人手不足感はコロナ禍以降で最高水準、企業の喫緊の課題に

