業界情報記事

「食品主要195社」価格改定動向調査―2023年2月

23年値上げ、前年比2倍ペース 4月に1万品目突破、3カ月早く到達
〜 2月は今年最多5500品目、月2000品目ペース常態化も 〜

はじめに

2023年に値上げする食品は上場・非上場の主要食品メーカー195社で4月までに1万品目を超え、足元で値上げの動きが収まる気配は見られない。原材料価格のほか、電気・ガス代でも今後さらなる上昇の余地が残るうえに、昨年上昇したコストをいまだ十分に価格転嫁できていない企業・商品も多い。そのため、5月を除き夏まで月間2000品目超の値上げが常態化する可能性もある。

今後は、4月に控える「輸入小麦」の価格改定動向が注目される。小麦の国際相場はピークから下落しているものの21年に比べると高止まりの状態が続いており、改定幅次第では値上げの動きが比較的沈静化しているパンなどの製品価格に波及する可能性がある。物流コストや容器代などのコスト増が続く酒類・飲料の値上げ動向も今後注視が必要となる。


■調査対象は上場する食品主要105社のほか、非上場の食品主要90社を新たに追加した計195社が対象。なお、追加した90社における過去(23年1月時点以前)の値上げ品目数データも収集・保有しており、数値の連続性に影響はない
■品目数および値上げは、各社発表に基づく。また、年内に複数回値上げを行った品目は、それぞれ別品目としてカウントした。値上げ率は発表時点における最大値を採用した。なお、価格据え置き・内容量減による「実質値上げ」も対象に含む

調査結果

  1. 1 月間2000品目超の値上げ、夏まで常態化の可能性も 今後注目は「輸入小麦」と「飲料」
  2. 2 年内値上げは食品主要195社で1万品目突破 前年より3カ月早く到達
  3. 3 2月は加工食品で昨年以降最多の「値上げラッシュ」 3月には菓子が月間最多に
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