業界情報記事

国内菓子メーカーの経営実態調査

菓子市場、インバウンドで売り上げ増加
〜 新幹線効果で北陸・九州の増収目立つ 〜

はじめに

14日に控えたバレンタインデー目前に、小売業界では賑わいを見せている。今年は、バレンタインデーが3年ぶりの平日となることから、下火になりつつあった友達や上司、同僚への「義理チョコ」需要の増加が見込まれる。大手百貨店では、日本未上陸ブランドを含めた世界中の有名チョコレートブランドを特設会場に集め、女性自身が自分用に購入する「自分チョコ」需要や高級チョコレートの販売拡大を狙っている。

帝国データバンクは、2017年1月末時点の企業概要データベース「COSMOS2」(146万社収録)の中から、2015年度(2015年4月〜2016年3月期)決算の年売上高が判明した国内菓子メーカー522社(年売上高10億円以上、一部推計値を含む)を抽出し、売上高総額の推移、損益状況、地域・業歴別について分析した。同様の調査は2015年2月に続き5回目。

■国内菓子メーカー522社のうち、2014年度〜2015年度の年売上高が判明し比較対象としたのは515社。2014年度および2015年度決算の当期純損益が判明し比較対象としたのは428社。

調査結果

  1. 1 年売上高総額をみると、2015年度は4兆876億1400万円となり、2014年度(3兆9005億1100万円)比で1871億300万円の増加(4.8%増)となった
  2. 2 2015年度は「黒字」企業が85.3%(365社)となり、全体の8割超を占めた。一方「赤字」企業は14.7%(63社)で、原材料価格の上昇、コンビニスイーツとの競合激化などが影響した
  3. 3 2015年度決算で増収企業の割合を地域別でみると、トップは「北陸」(23社、構成比71.9%)となり、北陸新幹線開業や外国人観光客増加の恩恵を受けた
  4. 4 業歴別でみると、「50〜100年未満」が245社(構成比46.9%)で最多となった
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