レポート

「食品主要105社」価格改定動向調査―2022年動向・23年見通し

来年値上げ、7000品目突破 22年比1.5倍超ペース ~ なぜ続く「記録的値上げ」 / 値上げの動き長期化へ ~

はじめに

2022年は記録的な値上げの1年となった。上場する主要飲食料品メーカー105社における、2022年の価格改定品目数は、最終的に2万822品目、値上げ率平均14%という結果となった。なかでも、10月には約6700品目の飲食料品が値上げし、単月での値上げとしては異例の多さを記録。ビールやパンなど局地的な一斉値上げは過去にもあったものの、全食品分野・全品目での一斉値上げが短期間に集中した前例はなく、バブル崩壊以降の過去30年間でも類を見ない「記録的な値上げラッシュ」となった。

こうした記録的値上げがなぜ起こったのか。来年は値上げが落ち着くのか。最新のデータを基に分析する。

調査結果

  1. 2022年の値上げ動向:原料高・原油高・円安の「トリプルパンチ」で記録的値上げ
  2. 2023年の値上げ動向:7000品目突破 22年比1.5倍超ペース、再値上げや初値上げも
  3. 値上げの「マグマ」発散しきれず、来年も断続的に値上げ続く
    今後のカギは「電気・ガス代」
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