レポート神奈川県・社長年齢分析（2020年）

はじめに

史上最年少で東証1部上場を果たした、アルバイト求人情報サイトを運営する（株）リブセンスの代表・村上太一氏など「若手経営者」が注目を集める一方、日本では70代以上の経営者も少なくない。高齢化が進むなか、経営者の年齢層もより高い層へシフトしている。

帝国データバンク横浜支店は、2020年1月時点の企業概要データベース「COSMOS2」（約147万社収録）から、神奈川県内企業の社長データ（個人、非営利、公益法人等除く）を抽出。約4万8000社について、業種別、年商規模別に集計・分析した。

調査結果

1.   2019年の社長の平均年齢は60.7歳（前年比＋0.2歳）と、右肩上がりの推移が続き、過去最高を更新。このうち、上場企業社長の平均年齢は59.7歳となった
2.   年商規模別にみると、「1億円未満」が平均62.1歳で最高となった。「1億円未満」における70代の構成比は25.5％、80歳以上は6.4％を占める