レポート青森県社長年齢分析（2024年）

青森県における後継者不在率は、57.7％（「青森県企業『後継者不在率』動向調査（2024年）」帝国データバンク青森支店、2024年11月発表）と高水準であり、事業承継の問題は地域課題の一つとなっている。

帝国データバンク青森支店では、2024年12月時点の企業概要データベース「COSMOS2」（約1万8000社収録）から、企業の社長データ（個人、非営利、公益法人等除く）を抽出、集計・分析した。

調査結果（要旨）

1. 青森県における社長の平均年齢は62.3歳（前年比＋0.1歳、全国平均60.7歳）となり、1990年の53.7歳から＋8.6歳となり、過去最高を更新した
2. 直近1年に社長交代が判明した企業の、交代前の社長の平均年齢は70.4歳（全国平均68.6歳）
3. 業種別にみると、不動産業が最も高く、平均年齢が65.5歳
4. 都道府県別にみると、「秋田県」と「岩手県」が平均62.6歳（全国平均＋1.9歳）で最も高く、本県も含む北東北３県が高位にある

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