倒産速報記事

株式会社THE GRANSHIELD

歯科矯正モニター勧誘
破産手続き開始決定受ける
TDB企業コード:025018097

※画像はイメージです

「東京」 (株) THE GRANSHIELD(資本金1000万円、中央区銀座8-10-4、代表中村佳敬氏)は、12月18日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 申請代理人は加藤博太郎弁護士(港区虎ノ門5-11-1、加藤・浅川法律事務所、電話03-6803-4311)ほか1名。破産管財人には、山崎良太弁護士(千代田区丸の内2-6-1、森・濱田松本法律事務所、電話03-5223-7794)が選任されている。

 当社は、2016年(平成28年)3月に設立。歯科矯正モニターの勧誘や2023年10月に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた、信用保証・コンサルティング業務を手がけるトラステール(株)(TDB企業コード:022013883、千代田区、負債約80億円)の社債勧誘のほか、自社の社債発行など行っていた。

 歯科矯正モニターの勧誘は、モニターになれば実質無料で歯科矯正施術を受けられることを謳い文句に、東京や福岡で「Dental Office X」の屋号で運営される歯科医院において矯正マウスピース「インビザライン」を使った治療を提案。患者と当社の間でモニター契約を締結し、毎月一定額の報酬をモニターに支払うことで、合計額が矯正治療の診療報酬額と同額になると説明していた。また、自社社債やトラステール社債については年利20%を謳い、投資家から多額の資金を集めていた。

 しかし、2022年3月以降、歯科矯正モニターに対する報酬の支払いがストップしてトラブルに発展。2023年1月には被害者(モニター)より損害賠償請求訴訟を提起されたほか、同年6月には一部金融機関との取引が停止(出金停止)され、当社社債の利払いもストップ。こうした一連のトラブルがマスコミなどで報じられるなか、同年9月1日に債権者より破産を申し立てられていた。

 負債は現在調査中だが、30億円を超える見込み。

 なお、今後の方針については、破産管財ホームページ(https://granshield-kanzai.jp/)に掲載されている。

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