倒産速報記事

MPPKOMATSU株式会社

自動車部品製造
新型コロナウイルス関連倒産
民事再生法の適用を申請
TDB企業コード:430006786

負債55億円

MPPKOMATSU(株) 本店

「静岡」 MPPKOMATSU(株)(資本金9950万円、浜松市西区桜台1-13-1、代表小松保晴氏ほか1名)は、10月27日に静岡地裁浜松支部へ民事再生法の適用を申請した。

 申請代理人は南栄一弁護士(東京都千代田区平河町2-4-13 ノーブルコート平河町504、南法律事務所、電話03-3263-1511)ほか2名。監督委員には、塩沢忠和弁護士(浜松市中区中央1-6-22、はままつ共同法律事務所、電話053-454-5535)が選任されている。

 当社は、1953年(昭和28年)6月創業、61年(昭和36年)1月に法人改組。創業時には金属切削加工業で開始し、現在は素材の受け入れから冷間鍛造による成型、切削加工、熱処理、メッキ加工までの一貫体制が構築されていた。中でも自動車のエンジン・ブレーキ系、センサー系の保安部品の加工製造を行い、特にエンジンセンサー関連およびコントロールブレーキ関連部品を主力製品としていた。当社の加工精度は高く、従来方式では研磨でなければ加工不能であった0.001oの精度まで、ハードターニング切削により加工が可能であり、得意先の納期・品質・価格に対する要望に対応できる体制が整っていたことから、2021年12月期の年売上高は約35億6000万円を計上していた。

 しかし、受注・業容の拡大を図り、積極的に行ってきた設備投資に比例して借入残高は膨らみ、リーマン・ショックや米中関係の悪化、近時では新型コロナウイルス感染拡大等の外部要因もあり、売上高は不安定な状況が続いていた。そして、近年では営業損益以下の各段階損益にて欠損計上が続くなど、更なる財務悪化が進む中、現体制での先行き見通しが立たなくなったことから、今回の措置となった。

 負債は2022年12月期末時点で約55億円。

 なお、11月1日午後2時より静岡県男女共同参画センター「あざれあ」大ホール(静岡市駿河区馬渕1-17-1)において債権者説明会が開催予定。

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