「東京」 既報、(株)クロナス(資本金1000万円、中央区京橋1-6-12、代表羽野禎光氏)は、8月9日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は本間伸也弁護士(千代田区永田町1-11-30、那須・本間法律事務所、電話03-6206-1761)。債権届け出期間は9月6日までで、財産状況報告集会期日は11月30日午後2時。
当社は、2013年(平成25年)5月に設立された建機販売・レンタル業者。ショベル、ブルドーザー、フォークリフト、クレーンなどの建設機材のほか、トラック、産業用車両、農業用機械なども取り扱い、建機販売・レンタル業者を主な得意先に関東エリアを商圏として、2022年6月期には年売上高約23億6000万円を計上していた。また、近年は他社との業務提携や中部エリア、海外への進出も画策、一段の業容拡大を目指していた。
しかし、大口商談が不調に終わり、決済のメドが立たなくなったことから、事業継続を断念。今年7月31日に事業を停止し、8月2日に東京地裁へ自己破産を申請していた。
負債は債権者約56名に対し約30億円。