「東京」 (株)クロナス(資本金1000万円、中央区京橋1-6-12、代表羽野禎光氏)は、7月31日に事業を停止し、8月2日に東京地裁へ自己破産を申請した。
申請代理人は渋谷和洋弁護士(千代田区六番町3-1、N&S法律知財事務所、電話03-6272-5570)。
当社は、2013年(平成25年)5月に設立された建機販売・レンタル業者。ショベル、ブルドーザー、フォークリフト、クレーンなどの建設機材のほか、トラック、産業用車両、農業用機械なども取り扱い、建機販売・レンタル業者を主な得意先に関東エリアを商圏として、2022年6月期には年売上高約23億6000万円を計上していた。また、近年は他社との業務提携や中部エリア、海外への進出も画策、一段の業容拡大を目指していた。
しかし、大口商談が不調に終わり、これによって7月末の決済のメドが立たなくなったことから、事業継続を断念、今回の措置となった。
負債は債権者約56名に対し約30億円。