倒産速報記事

株式会社ベルベ

ベーカリーチェーン経営
続報、社長失踪で「全店閉店」の人気パン屋
自己破産を申請
TDB企業コード:200516881

負債59億円

当社ホームページ

「神奈川」 既報、(株)ベルベ(資本金1200万円、大和市大和東3-13-3、代表杉本亮氏)は、2月8日までに横浜地裁へ自己破産を申請した。

 申請代理人は奈良道博弁護士(東京都千代田区二番町3-5、半蔵門総合法律事務所、電話03-3239-2141)ほか4名。

 当社は、1973年(昭和48年)3月に前代表が個人創業、76年(昭和51年)4月に法人改組したパン・洋菓子の製造販売業者。「ベルベ」の名称で、路面店や商業施設、駅ビルなどに店舗を構え、神奈川県を中心に東京都、静岡県に計28店舗を展開していた。

 創業以来、「素材・品質・味わい」にこだわり、「手造り製法に妥協しない」をモットーに、近隣住民から高い評価を得ていた。近年は積極的な出店攻勢から、2020年6月期の年売上高は約25億6000万円(会社公表値)を計上するなど、県内トップクラスの売り上げを上げていた。

 しかし新型コロナウイルス感染拡大により、主に商業施設や駅ビル内の店舗が休業、営業時間短縮を余儀なくされ、売り上げが減少していた。この間、資金繰りがタイトになり、近時の材料価格高騰も追い打ちとなるなか、過去の決算内容への疑義も浮上。創業者で前代表の失踪もあり、事業継続が困難な状況に陥り、2021年11月9日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入っていた。

 負債は債権者約700名に対し約59億円。ベーカリーチェーンの倒産としては過去最大となる。

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