レポート朝日アルミ産業株式会社

2021/09/27

TDB企業コード:610119821 岡山県総社市 製鉄用アルミ材料製造 2018年7月の西日本豪雨で爆発事故が発生 破産手続き開始決定受ける 負債54億円

「岡山」 朝日アルミ産業(株)(資本金2000万円、登記面=総社市下原1430-1、代表川田誠氏)は、9月15日に岡山地裁倉敷支部より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人には、大林裕一弁護士(岡山市北区蕃山町3-7 両備蕃山町ビル4階、大林・松井法律事務所、電話086-221-0221)が選任されている。

 当社は、1980年(昭和55年)9月に設立された製鉄用アルミ材料メーカー。大阪府に本社を置くアルミ総合再生メーカーの子会社として、アルミスクラップなどの原料を自社加工して製鉄用副資材を製造し、積極的な設備投資で最大生産能力は月産2300トンまで拡大し、2008年8月期には年売上高約52億7500万円を計上していた。

 しかし、2018年7月に本社工場一帯を襲った記録的な豪雨(西日本豪雨)の影響が出る中、溶解炉の稼働を停止して高温の熔解アルミニウムを取り出す作業を行っていたものの、溶解炉への浸水を免れず、大規模な爆発事故が発生した。本社工場は鉄骨枠組みだけとなり、爆風や飛来物で周辺地域・住民へも被害が及んだ。このため、親会社が中心となり事故処理にあたり、工場を閉鎖した後、2020年5月に不動産を売却して整理を進めていた。

 負債は約54億円。