倒産速報記事

株式会社ムツミグローバルフーズネットワークなど2社

機内食向け食材卸
新型コロナウイルスの影響
事業停止、事後処理を弁護士に一任
TDB企業コード:989736445

負債48億円

ムツミグローバルフーズネットワークの千葉プロセスセンター(TDB撮影)

「東京・千葉」 (株)ムツミグローバルフーズネットワーク(資本金9500万円、中央区勝どき6-3-2、代表吉江智香子氏)と関係会社の(株)フードリンケージ(TDB企業コード:960239933、資本金5500万円、八街市八街ほ427-1、同代表)は、2月10日に事業を停止し、事後処理を山田公之弁護士(東京都港区赤坂2-2-21、しんらい法律事務所、電話03-3586-4051)ほか2名に一任した。

 (株)ムツミグローバルフーズネットワークは、2007年(平成19年)7月に設立された水産物および食肉の卸業者。主力である水産物は、バナメイエビやイクラ、ホタテ、タコなどを築地などの水産物卸業者より仕入れ、大半を千葉県内にある自社工場にて加工し、機内食を扱う航空会社のグループ会社や国内鮮魚卸業者に販売するほか、東南アジアへ輸出も行っていた。また、食肉についても国産和牛を中心に豚肉なども取り扱い、輸出量が増加した2020年6月期には年売上高約51億9200万円を計上していた。

 しかし、2020年6月期中から新型コロナウイルス感染拡大に伴い、旅客空輸の稼働率が低下したことで、機内食向けの販売が大幅に減少。その後はコロナ禍でも好調な大手スーパーからの受注に注力したが、売り上げの過半を占めていた機内食事業向けの受注減をカバーしきれず、今回の事態となった。

 (株)フードリンケージは、2009年(平成21年)5月に設立されたコンサルタント業者。(株)ムツミグローバルフーズネットワークに連鎖し、同様の事態となった。

 負債は(株)ムツミグローバルフーズネットワークが約40億円、(株)フードリンケージが約8億円で、2社合計で約48億円。

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