倒産速報記事

農事組合法人きのこ屋など2社

エノキ茸生産
今年長野県内2番目の大型倒産
破産手続き開始決定受ける
TDB企業コード:967522587

負債24億5700万円

「長野」 農事組合法人きのこ屋(出資総額5835万円、中野市壁田607、代表理事武田茂幸氏)は、5月25日、長野地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は倉ア亜希子弁護士(長野市岡田町166-1 森ビル新館8階-3、倉ア・小林法律事務所、電話026-213-7455)。財産状況報告集会期日は8月24日午後10時15分。

 当法人は2009年(平成21年)5月に設立。エノキ茸の産地である中野市において、地域と連携しながら大型生産施設で種菌培養、栽培、パッケージ、出荷まで一貫生産することを目的としていた。当初の栽培方法からの変更を余儀なくされるなど事業は計画通り進まなかったものの、新たな栽培方法を取り入れることにより生産量は拡大した。

 先進的な事業として期待されたが、生産量拡大の一方で、エノキ茸の単価が下落したため業績が低迷。2017年9月期に約6億4000万円を計上していた年売上高は翌2018年同期には約5億6000万円に減少し、赤字幅も拡大していた。従前の設備投資負担も重く、先行きの見通しが立たなくなったため2019年3月に事業を停止、2020年4月30日に山崎勝巳弁護士(長野市緑町1420-11 萩原ビル2階、山崎勝巳法律事務所、電話026-238-0025)を代理人として自己破産を申請していた。

 なお、武田茂幸氏が代表を務める(有)武利(TDB企業コード:025050361、資本金300万円、中野市竹原274、エノキ茸生産・販売)も5月25日、同地裁より破産手続き開始決定を受けている。

 負債は農事組合法人きのこ屋が約23億8100万円、(有)武利が約7600万円で、2社合計24億5700万円。

 農事組合法人きのこ屋の負債は今年県内2番目の大きさとなる。

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