景気・経済動向記事

新型コロナウイルス感染症に対する道内企業の意識調査

業績に「マイナスの影響」、日を追って増加傾向へ
〜 2月29日には「マイナスの影響がある」と見込む企業が82.4%に 〜

はじめに

中国の湖北省武漢市を中心に発生し、世界的に拡大している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が全国的な広がりをみせている。既に大規模イベントの中止や商業施設の営業時間短縮、テレワーク・時差出勤などが各地で行われている。さらに、全国の小中学校や高校、特別支援学校に対する臨時休校の要請など、国民生活だけでなく、経済活動にも大きな影響を及ぼすと考えられる。

帝国データバンク札幌支店は、新型コロナウイルス感染症に対する企業の見解について調査を実施した。本調査は、TDB景気動向調査2020年2月調査とともに行った。

■調査期間は2020年2月14日〜29日、調査対象は道内1126社で、有効回答企業数は531社(回答率47.2%)

調査結果

  1. 1  新型コロナウイルス感染症による自社の業績への影響、『マイナスの影響がある』と見込む企業は58.2%。内訳をみると、「既にマイナスの影響がある」が28.6%、「今後マイナスの影響がある」が29.6%となった。「影響はない」とする企業は21.3%だった一方で、『プラスの影響がある』(「既にプラスの影響がある」と「今後プラスの影響がある」の合計)と見込む企業は1.3%にとどまった
  2. 2  『マイナスの影響がある』と見込む企業を日別にみると、日を追うごとに、マイナスの影響を見込む割合が増加し、2月14日の50.7%から2月29日には82.4%まで増加した。「既にマイナスの影響がある」も2月14日の23.2%から2月29日には47.1%まで上昇しており、半数近くの企業でマイナスの影響を受けていた
  3. 3  『マイナスの影響がある』と見込む企業を業界別にみると、『卸売』が71.0%(「飲食料品卸」や「鉄鋼・非鉄・鉱業製品卸」などで高い)、『農・林・水産』および『小売』が66.7%(「繊維・繊維製品・服飾品小売」などで高い)、『サービス』が61.1%(「飲食店」、「旅館・ホテル」、「広告関連」、「医療・福祉・保健衛生」などで高い)などとなった

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株式会社帝国データバンク 札幌支店情報部
TEL:011-272-3933 FAX:011-272-3934

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