業界情報記事

2019年度 主要上場建設会社56社の受注・業績動向調査

受注高は前年度比10.0%の大幅減
〜 売上総利益率は2年連続で低下 〜

はじめに

主要上場建設会社の2019年度決算が出揃った。2018年度の受注額は、過去10年で最大の伸びを記録した民間工事が寄与し、前年度比で1割近い伸びを見せたが、2019年度の受注額は不動産プチバブルや五輪特需に沸いた近年の建設市況が一巡したことに加え、新型コロナウイルスの影響などにより、減少に転じる結果となった。

帝国データバンクは、全国の主要上場建設会社の2019年度(2019年4月期〜2020年3月期)の決算短信から、単体ベースの受注高とその官民比率、および連結ベースの売上高、売上総利益率について調査・分析した。調査対象は、主要な上場建設会社56社で、受注高については前年度との比較が可能な49社。

■前回調査は2019年12月20日、前々回調査は2019年6月25日

■(株)竹中工務店<未上場>は、売上規模を勘案し分析対象に加えている

■(株)ナカノフドー建設は決算発表の延期により未発表のため分析対象から除外した

調査結果

  1. 1 主要な上場建設会社56社のうち、個別受注高の判明した49社の2019年度の受注高は12兆9952億8500万円で、前年度を10.0%下回る大幅減
  2. 2 受注高の内訳(官・民)が判明した30社では、「官公庁工事」受注高は前年度比9.0%減の2兆2280億6100万円と3年連続減。「民間工事」受注高は前年度比14.3%減の7兆718億7300万円で8年ぶりに減少
  3. 3 56社の売上高(連結)合計は、前年度比2.6%増の17兆6136億9400万円
  4. 4 56社の売上総利益率は12.7%と高水準が続くも、前年度比0.1ポイント下がり、2年連続の低下となった
  5. 5 「スーパーゼネコン」「1000億円以上」「1000億円未満」の企業規模(通期連結売上)別にみると、全レンジで受注高増減率が減少。平均の売上総利益率をみると、全てのレンジで売上総利益率は低下。また、年商が小さくなるにつれ、平均の売上総利益率が低下
詳細はPDFをご確認ください

お問い合わせ先

株式会社帝国データバンク 東京支社 情報部
TEL:03-5919-9341 FAX:03-5919-9348

建設・不動産業界の基本情報・動向

業界調査なら帝国データバンクにおまかせください

こんなご要望ありませんか?

  • ケース1異業種への新規参入を検討しているので、知見がある人にサポートしてほしい。

    御社がその業界に適しているか、またどういう戦略で参入するのが最良かなどの検討材料になる最新の業界情報を提供。業界調査はもちろん御社のビジネスを踏まえたうえでのアドバイスも承ります。

  • ケース2自社が業界内でどのような位置にいるか、客観的に知りたい。

    御社が提供する商品・サービスの業界内での売り上げランキングを調査し、報告。
    ライバル会社が明確になるため、営業戦略を立てる際の資料づくりや、上場の準備資料を揃えるのにお役立ていただけます。

お問合せ・資料請求はこちらから

業界調査関連 関連サービス

景気・業界の動向