レポート四国地区 紙製品メーカー 主要20社 業績動向調査(2017年度)

売上高合計は過去5年で最高も、7割の企業が減益に

2018/10/17
紙・パルプ

はじめに

高機能の家庭紙や通販・宅配向け段ボールの需要は堅調に推移しているが、デジタル化・電子媒体の広がりを背景として、洋紙の需要は低迷している。紙製品メーカーは高付加価値製品の開発に力を注ぐほか、業界大手においては業務提携などで経営効率化に向かう動きもある。

帝国データバンク高松支店は、2018年8月末時点の企業概要ファイル「COSMOS2」(147万社収録)のうち、2013年度(2013年4月期~2014年3月期)から2017年度(2017年4月期~2018年3月期)までの決算の年売上高と利益額(当期純利益)が比較可能な、四国地区に本社が所在する紙製品メーカーを抽出。2017年度の売上高ランキングをもとにした主要20社の業績推移を年売上高別、利益額別に分析した。

■分析対象=TDB産業分類・中分類で「パルプ・紙・紙加工品製造業」を主業とする企業

調査結果

  1. 2017年度の売上高合計は4851億2100万円
    前年度と比べて168億8400万円増加(3.6%増)し、過去5年で最高に
  2. 2017年度の利益額合計は183億5000万円
    前年度と比べて7億5100万円減少(3.9%減)。7割の企業が減益に
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