はじめに
スーパーマーケット業界では、コロナ禍における「巣ごもり消費」などで市場は拡大したものの、少子高齢化の進展により中長期的には縮小が予想されるほか、ECやホームセンター、ドラッグストアなど異業種間での競争が激化している。
四国内においても、2019年に(株)マルヨシセンター(東証スタンダード)が(株)イズミ(東証プライム)と資本業務提携、2021年には(株)マルナカ(香川県)がマックスバリュ西日本(株)(広島県)に吸収合併されたほか、(株)フジ(愛媛県)がマックスバリュ西日本(株)と経営統合するなど、大手を中心にスーパーマーケットの再編が行われた。取り巻く経営環境が変化するなか、四国地区の地場スーパーマーケットの業績はどのように推移しているのだろうか。
帝国データバンク高松支店は、2021年9月末時点の企業概要ファイル「COSMOS2」(147万社収録)の中から、2017年度(2017年4月期~2018年3月期)から2021年度(2021年4月期~2022年3月期)までの決算の年売上高と利益額が比較可能な、四国地区に本社が所在するスーパーマーケット主要20社を抽出し、年売上高別、利益額(当期純利益)別、売上高ランキングについて分析した。
調査結果
- 2021年度の年売上高合計は6,376億8,500万円
前年度と比べて35億8,700万円(0.6%)多く、2年連続で増加 - 2021年度の利益額合計は75億8,107万円
前年度と比べて7億7,554万円(9.3%)少なく、3年ぶりに減少
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