レポート

レジャー施設業界の動向と展望

多様化と価格戦略が進むレジャー消費の現在地

2026/01/30

■業界天気図

業界の情勢を、「快晴/晴れ/薄日/曇り/小雨/雨/雷雨」の7段階で表しています。

テーマパーク

2024年度
2025年度

日帰り入浴施設

2024年度
2025年度

フィットネスクラブ

2024年度
2025年度

■SUMMARY

レジャー施設業は、余暇時間における娯楽・休養・健康増進などを目的として利用される有料サービス施設を運営する。ここでは遊園地・テーマパーク、日帰り入浴施設、フィットネスクラブを取り上げる。

遊園地・テーマパークは、大手が積極的な投資を進める一方で、入場者減や施設老朽化などにより苦戦する事業者もあり、二極化が進んでいる。日帰り入浴施設は入浴をレジャーとして捉える流れの中で多様な施設形態が登場している。フィットネスクラブは健康志向の高まりを背景に総合型から24時間型、特化型まで業態が細分化し、利便性向上と価格帯の幅広さが利用者のすそ野を拡大している。

最近の動向として、テーマパークではコロナ収束やインバウンド再拡大の寄与が大きく、変動料金制や有料優先サービスの導入により単価向上が進んでいる。入浴施設では光熱費上昇が利益を圧迫する一方、イベントやコラボ施策が集客力を高めている。フィットネスクラブでは24時間型や無人型業態の普及により利用層が拡大し、オンラインサービスや新業態の開発も進んでいる。全体として、価格改定と体験価値向上が各分野の共通課題となる中、消費者ニーズの多様化を踏まえたサービス設計が業績を左右している。

テーマパークは天候リスクや景気変動による需要の振れ幅が大きく、集客確保が安定性の鍵となる。入浴施設は固定費比率が高く、光熱費・人件費の上昇が収益に直結する構造的課題を抱える。フィットネスクラブは激しい会員獲得競争や、コスト高やトレーナー不足が運営を圧迫している。いずれの分野でも価格上昇に見合う体験価値の提供や、効率的な運営体制の構築が求められている。

このレポートでは、レジャー施設業界の市場構造と分野別の特徴、価格戦略や運営方式の変化について述べる。市場動向では、需要回復の背景、価格改定の影響、インバウンド動向や業態多様化の展開について整理する。業績動向では主要企業の2023年度、2024年度の実績と2025年度の見通しを掲載する。

■CONTENTS

  • 業界の概要
  • 市場の動向と展望
  • 遊園地・テーマパーク、日帰り入浴施設の業績動向
  • フィットネスクラブの業績動向
  • 統計データ、関連法規・団体
  • 業界天気図
  • 関連コンテンツ

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