レポート四国地区 ソフトウェア業 主要20社 業績動向調査（2017年度）

はじめに

情報のデジタル化や通信技術の発達などを背景に企業や官公庁が取り扱う情報量は増大し、セキュリティへの対応が課題となっている。また近年、生産年齢人口が減少するなか、生産性向上への対応として、ソフトウェア関連への投資意欲も高まりつつある。

帝国データバンク高松支店は、2019年1月末時点の企業概要ファイル「COSMOS2」（147万社収録）のうち、2013年度（2013年4月期～2014年3月期）から2017年度（2017年4月期～2018年3月期）までの決算の年売上高と利益額（当期純利益）が比較可能な、四国地区に本社が所在するソフトウェア業者を抽出。2017年度の売上高ランキングをもとにした主要20社の業績推移を年売上高別、利益額別に分析した。

■分析対象＝TDB産業分類で「ソフト受託開発業」または「パッケージソフト業」を主業とする企業

調査結果

1. 2017年度の売上高合計は388億7900万円
   前年度と比べて7億200万円減少（1.8％減）するも、過去5年で2番目に高く
2. 2017年度の利益額合計は18億4700万円
   前年度と比べて1億4700万円増加（8.6％増）し、過去5年で最高