はじめに
デジタル機器の普及や情報通信技術の発達により、企業が情報を処理する手段・方法が多様化し、取り扱う情報量・運用コストはともに増加した。ソフトウェア業界では、従来の受託開発中心のサービスから業務のアウトソーシング受託など総合的なサービスの提供へ移行している。また、近年ではインターネットとデータセンターを活用したクラウドサービスやAI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)サービスの市場が拡大傾向にある。
今回、帝国データバンク高松支店は、ソフトウェア業の業績動向を探るため、2020年9月末時点の企業概要ファイル「COSMOS2」(147万社収録)の中から、2015年度(2015年4月期~2016年3月期)から2019年度(2019年4月期~2020年3月期)まで5年間の決算の収入高と利益額が比較可能な、四国地区に本社が所在するソフトウェア業主要20社を抽出し、収入高別、利益額(当期純利益)別、収入高ランキングについて分析した。
■分析対象はTDB産業分類・中分類で「受託開発ソフトウェア業」または「パッケージソフトウェア業」を主業とする企業
調査結果
- 2019年度の収入高合計は442億1,100万円
前年度と比べて43億300万円(10.8%)多く、過去5年で最高 - 2019年度の利益額合計は26億5,500万円
前年度と比べて3億6,900万円(16.1%)多く、過去5年で最高
詳細はPDFをご確認ください

Contact Usお問い合わせ先
担当部署
お問い合わせ先 株式会社帝国データバンク 高松支店 TEL:087-851-1571 FAX:087-851-3837