レポート

四国地区 スーパーマーケット主要20社 業績動向調査(2020年度)

2020年度の売上高、4年ぶりに増加

2021/10/19

はじめに

2018年にイオン(株)(東証1部上場)と業務提携していた(株)フジ(愛媛県)が、2021年9月にイオン(株)傘下のマックスバリュ西日本(株)(東証2部上場)との経営統合を発表した。また、2010年にイオン(株)と業務提携していた(株)マルナカ(香川県)が、2021年3月にマックスバリュ西日本(株)に吸収合併されたほか、2019年には(株)マルヨシセンター(東証2部上場)が「ゆめタウン」などを展開する(株)イズミ(東証1部上場)と資本業務提携をするなど、大手を中心に地方におけるスーパーマーケットの再編が進んでいる。加えて、新型コロナウイルスの感染拡大で、「巣ごもり消費」の定着による飲食料品の販売額が増加する一方、テレワークの進展や外出自粛、風や長雨など天候不順による衣料品の販売不振がみられるなど、取り巻く経営環境が変化するなか、四国地区の地場スーパーマーケットの業績はどのように推移しているのだろうか。

帝国データバンク高松支店は、2021年8月末時点の企業概要ファイル「COSMOS2」(147万社収録)の中から、2016年度(2016年4月期~2017年3月期)から2020年度(2020年4月期~2021年3月期)までの決算の年売上高と利益額が比較可能な、四国地区に本社が所在するスーパーマーケット主要20社を抽出し、年売上高別、利益額(当期純利益)別、売上高ランキングについて分析した。

調査結果

  1. 2020年度の年売上高合計は6,340億9,800万円
    前年度と比べて141億3,100万円(2.3%)多く、4年ぶりに増加
  2. 2020年度の利益額合計は83億5,493万円
    前年度と比べて30億2,852万円(56.9%)多く、2年連続の増加
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