はじめに
スポーツというジャンルのなかでも、根強い人気を誇るゴルフ。同業界はレジャー産業の一角として存在感を示しており、業界動向に注目が集まる場面は少なくない。一方、近時は競技人口の減少や高齢化が進むなか、若年層の取り込みや女性プレーヤーの獲得が喫緊の課題となっている。このほか、多くのゴルフ場が預託金の償還問題を抱えているなど、経営課題は山積している。
帝国データバンクでは、2018年5月時点の企業概要データベース「COSMOS2」(147万社収録)の中から、3期連続(2015年~2017年決算)で業績比較可能なゴルフ場経営業者951社を抽出。収入高の推移などについて分析した。
調査結果
- 2017年(1月期~12月期決算)の収入高合計は約6456億3300万円。2015年(収入高合計約6301億7800万円)から2016年(同約6478億1100万円)にかけては収入高合計が2.8%増加したが、2017年は前年を0.3%下回り、減少に転じた
- 増収を果たした企業は、2016年が359社(構成比37.7%)だったのに対し、2017年は253社(同26.6%)となり、約3割減少
- 2018年の倒産件数は、4月時点で13件となっており、すでに前年(12件)を上回っている。これは、リーマン・ショック以降で最多のペース
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