レポート新潟県 スーパーマーケット業績動向調査(2020年度)

コロナ禍の決算、売上合計は過去3年で最も高く ~ 年商規模別では業績に温度差も ~

2021/10/27

はじめに

新潟県のスーパーマーケット業界は、今年7月にウオロクとマルイが業務資本提携を発表するなど、再編の動きがみられた。コロナ禍の「新しい生活様式」が浸透するなか、スーパーマーケットは家庭内の飲食需要に対応するなど存在感を増した一方、県外流通大手、ドラックストアやディスカウントストアをはじめとした異業態との競合は激化している。取り巻く経営環境が変化するなか、県内の地場スーパーマーケット経営業者の業績はどのように推移しているのだろうか。

帝国データバンク新潟支店は、2021年9月末時点の企業概要ファイル「COSMOS2」(147万社収録)の中から、2018年度(2018年4月期~2019年3月期)から2020年度(2020年4月期~2021年3月期)決算の年売上高と利益額が判明した新潟県に本社があるスーパーマーケット・各種食品小売業26社を抽出。売上高・利益額の推移などを分析した。

調査結果

  1. 2020年度の売上高合計は4079億6600万円
    前年度と比べて189億5700万円増加(4.9%増)し、過去3年で最高
  2. 2020年度の利益額合計は75億4500万円
    前年度と比べて18億7700万円増加(33.1%増)し、過去3年で最高
  3. 売上高・利益額とも年商規模上位の企業が業績を伸ばし全体を牽引
詳細はPDFをご確認ください

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