レポート2023年の道内建設業者倒産動向調査

はじめに

資材価格の高騰や人手不足の顕在化、受注獲得競争の激化など建設業を取り巻く環境は厳しさが続いている。こうしたなかで2023年の道内の建設業者の倒産件数は前年比210.0％増の62件、負債総額は同332.3％増の68億7800万円と件数、負債総額ともに2年連続で増加を辿った。

※周年は創業～200周年まで「10年刻み」、200周年以降は「50周年刻み」で算出

調査結果

1.    2023年は倒産件数が一転して急増～前年比210.0％増
2.    負債額別～1億円未満が全体の7割を占める
3.    資本金別～「100万円～1000万円未満」が38件、61.3％で最多
4.    主因別～「販売不振」が61.3％を占め最多
5.    地域別～「石狩」が29件、46.8％で最多