はじめに
2017年度の国内景気は、世界経済の回復を受けて輸出の増加基調が続き、高水準の企業収益を背景とした設備投資も堅調に推移するなど、緩やかな回復傾向が続いた。しかし、帝国データバンクが全国2万社超の企業を対象に実施している「TDB景気動向調査」によると、2018年度に入ってからは景気判断の分かれ目となる50を割り込む状態が続いており、回復は伸び悩んでいる。
帝国データバンクでは、100業界198分野の業界動向について、2018年度の業界天気を予想し、その展望とポイントをまとめた。
■TDB業界天気図
企業業績や各種統計データ、業界ニュースなどから、各業界・分野の展望を天気図として、最も良い「快晴」から「晴れ」、「薄日」、「曇り」、「小雨」、「雨」、最も悪い「雷雨」の7段階に分類し、帝国データバンクがそれぞれ総合的に判断した
調査結果
- 100業界198分野の2018年度の天気予想は、「快晴」が1分野、「晴れ」が27分野、「薄日」が最多の64分野、「曇り」が63分野、「小雨」が20分野、「雨」が18分野、「雷雨」が5分野となった。
また、2017年度と比較して天気の「改善」を見込むのは22分野、「悪化」は10分野となった。この結果、2018年度のTDB業況指数は53.0となり改善が続くと見られるものの、2017年度と比較して改善ペースはやや鈍化すると予想。
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