レポート

第2回:タカタの連鎖倒産発生状況調査

再生法申請2カ月、連鎖倒産ゼロ

調査結果

  1. 6月26日に民事再生法の適用を申請したエアバッグ大手のタカタ。最終的な負債総額は1兆円超が見込まれる戦後最大の製造業倒産となったが、同法申請から2カ月となる8月25日までに、取引先の連鎖倒産は1件も発生していない状況が続いている
  2. 主な要因は、申請後すぐに打ち出されたセーフティネット保証制度に加え、地元自治体や自動車メーカーによる資金繰り支援のほか、タカタが部品供給等に関わる重要な取引先に対して、従前通りの条件で全額弁済を行う方針を示したことが寄与したものと見られる
  3. 上記要因などから短期的な連鎖倒産リスクは抑えられているものの、中長期的にはスポンサー候補のキー・セイフティー・システムズや得意先の自動車メーカー各社の動向次第では、タカタの主な生産拠点のある滋賀県、佐賀県を中心に、一定の影響が及ぶ可能性もある
    ※前回調査は2017年7月26日
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