はじめに
10月18日、客船事業の今後について発表した三菱重工業(株)。同社の客船事業における歴史は古く1隻目の完成は1887年まで遡る。その後、現在に至るまでに約100隻の建造実績を有する花形事業に関して長崎造船所もその一躍を担ってきたが、アイーダ・クルーズから受注した新型客船は当初の予定から遅れたほか巨額の損失を計上するなど、同事業の今後の動向については注目が集まっていた。
帝国データバンク長崎支店は、企業概要データベース「COSMOS2」(146万社収録)の中から三菱重工業(株)と取引のある長崎県内の下請企業(1次下請)を抽出し分析した。
なお、三菱重工業(株)の下請企業実態に関する調査は今回が初めて。
調査結果
- 三菱重工業(株)と取引のある長崎県内の下請企業は291社にのぼることが判明。
- 地域別では「長崎市」が198社(構成比68.0%)でトップ。
- 業種別では「製缶板金業」が25社(構成比8.6%)でトップ。
- 年商規模別では「1億~10億円未満」が172社(構成比59.1%)と過半数を超えた。
- 業歴別では「50~100年未満」が125社(構成比43.0%)でトップ。
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