レポート

出版・新聞業界の動向と展望

紙市場の縮小とデジタル化の狭間で進む、出版・新聞業界の構造転換

2026/08/31

■業界天気図

業界の情勢を、「快晴/晴れ/薄日/曇り/小雨/雨/雷雨」の7段階で表しています。

出版社、出版取次

2025年度
2026年度

書店

2025年度
2026年度

電子書店・電子書籍取次

2025年度
2026年度

新聞社

2025年度
2026年度

SUMMARY

出版・新聞業界は、人々の知識や文化、暮らしに必要な情報を届ける社会的役割を担ってきた。しかし、インターネットメディアの普及や消費者行動の変化を背景に、従来の紙媒体を中心とした事業構造は大きな転換点を迎えている。

出版市場は縮小が続き、紙出版物の推定販売金額が1兆円を割り込んだ。雑誌の落ち込みは深刻であり、販売部数や広告収入の減少により、休刊・廃刊が相次いでいる。全国の書店数も減少を続け、1万店を下回った。一方、電子コミックを中心とする電子出版市場は、紙媒体の減少を補う成長分野となってきたものの、その伸び率には鈍化がみられる。

新聞業界も厳しい環境に置かれている。発行部数は減少し続け、購読者の高齢化やネット媒体との競合に加え、新聞用紙やインク、物流費、人件費の上昇が経営を圧迫している。全国紙による夕刊の休止や特定地域での発行休止も進み、従来の発行・配送網を維持することが難しくなっている。

このレポートでは、出版・新聞業界の市場構造を整理したうえで、返品削減に向けた官民の取り組みや小型書店の開業を支援するサービスなどの業界トピックスにも触れ、各分野で進む事業構造改革、の動きを述べる。業績動向では主要企業の2024年度と2025年度の実績、2026年度の見通しを掲載する。

CONTENTS

  • 業界の概要
  • 市場の動向と展望
  • 出版社、出版取次の業績動向
  • 書店、電子書店・電子書籍取次の業績動向
  • 新聞社の業績動向
  • 統計データ、関連法規・団体
  • 業界天気図
  • 関連コンテンツ
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